読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

プロレス初心者によるプロレス感想日記(超絶長い)

今日人生初めてのプロレス観戦に行ってきました。

 

わたしとスポーツと言えば「負の感情」という意味ではきってもきれない存在。

小さい頃から親に体操教室に通わされても飛べない跳び箱(三段)、

小中学校の全員リレーでは頑張って走ってるのにクラスの男の子に「真面目に走れ!」と叫ばれ「真面目にやってるんですけど!!!!(涙)」と叫びながらどんどん抜かされる悲しさを体験、迷惑をかけたくないのに無理やり全員で走らされるシステムに怒り心頭…。

運動部を避けて避けて避けまくって金管バンド部からの美術部からの軽音部、

高校の体育では泣く泣く選んだマットで第一関門の壁倒立ができず

先生にできるまで一生壁で倒立の練習しとけと言われて数カ月間、

ひたすら友達もいない壁で一人で倒立を繰り返しても結局できない…

後ろ周りなんて出来るわけもなく前回りと開脚する前回りだけで乗り切ったテスト…

 

どれだけ説明を受けてもルールと用語が覚えられず全く関心を持てない野球、

新聞社でバイトしていた時は甲子園の記事が来ると文章を読んでも専門用語が多すぎて意味がわからなさすぎるため、自分のところに野球の記事が流れてこないようにいつも心で祈っていた…

 

テニスもバレーもバトミントンもやっては見たもののとにかく手にボールが当たらない、ラケットに当たらないからサーブが出来ず、対戦相手とペアの相棒に迷惑をかけ続けて敗北の流れにうんざりして逃亡。特にバレーはサーブをミスして謝る以外は全力で存在感を消すことと自分のところにボールがこないように祈る作業に徹していたわたし…。大学でも体育をとらなきゃなんなくてバトミントンを選んだら、サーブをする姿を見た先生に失笑されるわ、太極拳では体の硬さに驚かれ一番前の列に呼ばれ先生の目の前でやらされる…などスポーツをすることにはとにかく嫌な感情しかありません。

中国で暇すぎて始めたジムも一ヶ月も行かずに終わったしな…

友達に「今日ジムいこ!」と言われるたびに「体調悪い」とか「宿題多いから…」とか適当な理由つけて必死にさぼっていました。さぼる理由を考えるのに毎日全力だったし、努力の甲斐なく連れていかれてしまった時にはジムに入って準備体操をしている段階で一秒でも早く帰ることばかりを考える始末。痩せたいけど運動だけはなにがあってもしたくない(無理)

 

そんなわたしなのでスポーツを見ることすら全然好きじゃないんですよ。

っていうか、わかんない、わかんないのよ、その、スポーツをするその情熱!

みたいなのとか、チーム!!!!みたいなものが全然わかんないわけ。

自分がやったことないし、チームってわたしにとっては迷惑をかけないように怯える存在だからさ…(悲しい)

 

あとなんといってもルールが覚えられない。もうこれは致命的なんだけど。

とにかくルールが覚えられないんですよ。バレーの授業の時とか「今のどっちに点数はいった?」って聞きすぎて友達に半ギレされたこともあるし審判(点数ペラペラってやる係り?いるじゃん)任せられたときなんかはプレーしてる人たちが盛り上がってるほうの点数をペラってしながら「あってんのか…?」とビクビクしてたからね…あほか…

 

一度友達にチケットを貰ってサッカーの観戦に行ったことがあったんだけどね。

それはそれで楽しかったんだけどルールがわかんなすぎて応援している人たちを見ながら「団結力すげえ!!!参加したい!!!」「サッカーするより体力いりそう!」(サッカー選手に失礼)と言って応援団に対してテンション上がって試合はろくに見てなかったような…(チケットくれたのにごめん…)

 

なんでこんなダラダラとわたしのスポーツへの関心のなさを説明しているかというと、そこを分かったうえでこの感想文を読んでもらえるといいなということなんですね。

スポーツへの関心ゼロ。ゼロっていうかもうマイナス。出来ればこのまま関わらずに生きていきたい。愛知県出身って言った時に「中日!」みたいな話を振ってくる人たちに心の中では「でたな…」と思いながら「中日!青色ですよね!!!」と答えるのが精一杯なほどに無いスポーツ知識…。

 

特にボクシングやプロレスは見てるだけで痛い!痛いことに敏感なので

もうテレビでちらっと流れる映像を見るだけ自分が殴られているような気分、

怒り心頭の三大○○でプロレスの映像を見たときなんて途中でテレビを消したよね…

だって痛いんだもん、見てると…。ていうかなんでそんなにみんな熱中して応援してるのよ…何がかっこいいのか全くわからない…痛いからもうやめようこんなこと…。

 

そんなわたしが!プロレスの!試合を!見に行ってきました!知識ゼロで!!!!!

 

最近やたら「プロレスいいよ!!!」みたいなのを見たり聞いたり

西加奈子やオードリーの若林がラジオで「プロレスはすごい!!!!」

みたいなことを熱く語っていたのを聞いたり、人生で一度くらいは見てみたい!

という気持ちが沸々と湧き上がっていたんですよね。というか単純に気になってた、

「プロレスの何が人々をそんなに熱くさせるのか!?!?!?!?痛いじゃん!!」

というわたしの不思議指数が最大値になっていたころ!

さすがわたしの友達、わたしをいつも外の世界へ連れ出してくれる親友から

「日本帰ってきた?プロレス見に行かない?」との連絡。

「行く!!!!!!!!」っていうかここまでで2000文字超えてんだけどまだ感想始まってもないんだけど?

 

という訳で「プロレス痛い」のわたしがプロレスを観に行くことになりましたが、

何度も言うように知識ゼロ!友達から送られてきたyoutubeの予習動画もさらっと見て

「あかん、名前も顔も覚えられん…」、その後たまたま見ていたしゃべくりセブンでも

「あかん、名前覚えられん…マスクの人はマスクはずしたらブスくらしか覚えてない…」

 

そして当日。支度をしながらもう一度不安になるわたし。

前日にTwitterでプロレス見に行くとツイートしたら友達が

G1クライマックスっていうヘビー級(でかい人達)のトーナメントであること」と

「最後とその前に出る棚橋とオカダが一番有名」ってことを教えてくれました。

ありがてえ!!!ありがてえけど行く試合の名前すらも知らなかったわたし…。

それに棚橋とオカダの顔わからん…

「顔名前どころじゃない…そういえばルールもわからん…」

乗り込めばなんとかなるか…。

 

そして名鉄とバスを乗り継いで初めてやって来た岐阜!

みんな!わたしプロレスを観に岐阜まできたよ!!!!!(感動)

 

会場が近づくとそれっぽい人がいっぱい!

みんなそれっぽいTシャツを着てるからすぐわかるのよ!

そしてそれっぽいTシャツがね、めっちゃみんなかわいいの!

プロレスのグッズってかわいい~!!!しかも安い!

しかも全然並ばないの!これはみんな買うわい!

形から入るタイプなのでわたしも友達と二人でTシャツをゲット!

 

あとびっくりしたんだけどイカツイおじさんたちがビールやら

から揚げやらたこ焼きやらポテチ売ってるんだよね。

そんでみんなビール片手に持ってんのよ。おいしそう!買うよね!(形から)

 

これから何が起こるのかなにもわからないけれどとりあえずビールとTシャツを手に中へ!(本当にプロレス好きな人たちに申し訳ないくらい形から)

 

中に入るとリングの周りを囲うように卒業式の椅子みたいなパイプ椅子が

所狭しとブワァァァと並んでました。自分の席を探して席に着き、

あたりを見まわしてみるとなんと子供の多いことよ!!!!!

小学生にもなってなさそうな子供がとにかく多い!パパが連れてくるんだろな…

こんなちびっこがあんな痛い映像を生で見てしまって大丈夫なのだろうか…(不安)

子供だけじゃなくて若い女の人もちらほらいたし、若い男の人も多かったし

わたしが今まで行ったコンサートとかライブとかでは考えられない年齢層の広さ

男女の混在率でまずちょっとびっくりしました。

いろ~んな人がまんべんなくいるおかげて、わたし、全然浮いてない!(安堵)

みんな各自ビール飲んだりポテチ食べたりリラックスした様子で待っていると

会場のスクリーンにお知らせが。

 

「写真はオッケーです!」

 

えっ!写真オッケーなの!?なんかすごい!!!

ああでも確かにサッカーの試合とかで「写真ダメ!」とかないか…。

いやでも思ったよりみんな飲んだり食べたりリラックスして見てるしカメラもオッケー。この雰囲気いいじゃん!!!!!(アイドルのコンサートとの差に驚く)

 

そして第一試合がスタート!

読み上げられる4対4の名前。

「4対4!?!?!」(笑)

そういうシステムもあるのか…あそこに8人入って戦うのか…

なんかすごそう!!!!!

 

初心者の感想として一番最初に思ったのは

「人ってぶん殴られると意外と鈍い音しかしないんだな…」だった…(笑)

ヤンキー映画とか見ると殴り合いのシーンって「ドスッ!」「バフッ!」

みたいな感じですごい音がなるじゃないですか。そのイメージだったから

いや、今考えると遠いから聞こえないのが当たり前なのかもしれないけど

殴られる瞬間の音が意外と鈍くてそれがもっと痛そうに見えた…。

でも驚いたことに痛そうすぎてまともに見れないかなと思っていたんですけど

「痛そう」よりも「強い」が上回るからちょっとそこらへんは安心して見えるというか。安心というのは変かもしれないけど意外と落ち着いて見れました。

 

あと勝手に8人全員で一斉に戦うと思ってたからまさかの手でバトンタッチ制度にめっちゃ笑った…いや笑っちゃいけないんだけど手でパチン!ってバトンタッチするのなんかかわいい………(なんだそれ)

 

顔と名前が一致してなさ過ぎて誰と誰が同じチームでどう戦ってんのかよくわかんないんだけどちょっと楽しみかたがここら辺でわかってきた!!!!

 

あと何が楽しいって「声を出したいところで声を出していい」っていうところ。

わたし映画館とかでもリアクションでかくてめっちゃ声出したいのに声出せない

笑いたいのに笑えない、みたいなことすごい多くてうずうずしてたんだけど

あとコンサートとかもある程度ね、掛け声とか決まってたり暗黙のルールがあるじゃん。

 

けど、技が決まった瞬間とかに「うぉ~!」ってなるのは決められてるわけじゃなくてみんなもう勝手にでちゃう声なわけでしかもそれを誰もとがめないし、すげー!ってなったら拍手が起こる。自分の感情を思ったままに発散していいんだよね、あの場は。それが「ああ!これがスポーツ観戦の楽しさなのか!」と初めて気が付きました。なんせスポーツ観戦を本当にしないのでそんなことすら新鮮だったな~

 

やっとこの頃、ホールド?されて3カウントされる前に起きたらまだ続く!とか

リングの外に出て20カウントされる前に戻ってこなきゃなんなんだな~とかそういうのをわかってきました(遅い)(基本すぎ)

 

4対4がいろいろ終わって休憩。休憩時間にさっき買ったTシャツに着替えて

ビールを買い足して気分良く席に着くと一対一がスタートしていました。

 

正直さっきの4対4はお客さんも想像より盛り上がってないな~と思ったし

試合自体もパフォーマンス的で「これは双方の合意の上で決まった流れでやってんのかな…?」(初心者だからそんなこと思った)「長編の体を張った舞台…?」(失礼)とか思ってたのですが(許してください)一対一がはじまると会場の雰囲気がもうガラっと違う!!!!

 

バァーン!殴られてんのに目の色も変えずびくともせず耐えて耐えて耐えた後にバァーン!って相手ぶったおす姿を見て友達を目を合わせて「かっこいい…!!!!」(初心者だからバァーンくらいでしか表現できない)

 

あと不思議なことに、見てると、見てるとっていうか試合が始まった瞬間に「あっ、わたしこっちの人を応援したい!!!」って気持ちが芽生えるんだよね。なんだろあれ。振る舞いとか見てて「この人の生き様を応援したい!!!!」ってなるんだよね。

 

なんで生き様とかそんな言葉急に出てくんだよ、って感じなんだけどね。

正直わたしは最初「そんな双方痛いなら一緒にやめたらいいじゃん!」とか

「いやもう立たんでいいっしょ!痛いっしょ!終わろう!」とか思ってたんですけどね(アホ)スポーツに対して関心ゼロむしろマイナスのわたしだからもうそんな風に思うんだよね、「いやそもそもなんのために戦ってんのよ!そんなに傷ついてまで!やめよう!」とか思うんだよね(笑)びっくりするけどテレビで見てた時はそう思ってたんだよねほんとに…

 

でも観てたらわかってきたんだよね…「わたしたちに生き様を見せてくれてる!!!!!!」あの場にいるとそういう気持ちになったんだよね!理由わかんないけど!そんでさ、とにかくかっこいいんだよね!何度も立ってやり返すんだよ、すごいよね!

 

空腹に二杯目のビールが良い感じになってきてわたしのテンションもめっちゃ上がってるし会場のテンションもすんごいあがってんの。そんでみんなが全力で応援してんだよね、これがすごいいいな!と思ったんだけど。スポーツ経験がないからあんまりそういう経験がなくてわからなかったんだけど(球技大会とかも基本さぼってた)全力で誰かを応援するということはすごく気持ちがいいことだな!ということに初めて気が付きました!

 

そんでね、会場のあちこちにいるちびっこたちの声がすごい響くんだよね。

おっさんたちの「だなはじぃぃぃぃぃx!!!!」みたいなどす声に交じって

「た~なぁぁ~!!!!!」(なぜかちびっこはみんなたな呼びだった)

「たなぁぁ!!!がんばってぇぇぇぇ~~~!!!」

もう声の種類でいったらニモの吹き替えの声よね、ニモの吹き替えの声じゃなかったらモンスターズインクのあの女の子、名前忘れたけどさ。あの声で脳内で再生してみて。

もうすんごいかわいいの!!!!かわいいし、その声につられてわたしもすんごい応援したくなるのよ!力入っちゃうよね。それでね、さっきまでは「こんなちびっこがこんな痛い映像見て大丈夫なんかい」とか思ってたんだけどむしろちびっここそ見るべきだよね!あんな強そうな人たちがボロボロになりながらそれでもまた立ち上がるかっこいい姿を見て自分は大きい声で応援するというそのきれいな心ね!!!!!!そのきれいな心大事にして生きてくれよちびっこよ!!!!!わたしは君の歳の頃そんなことできただろうか?まわりの目を気にしてろくに大声も出せなかったと思うよ!わたしにはできなかった!!!純粋に頑張る人を全力で応援するというその心!!なんて美しいの!(母性)

 

もうわたしも最後のほうは手に汗握って応援してました…

「たなぁ~!!!」とは言えなかったものの(どっちがたなかよくわかんなかった)(そういうところがダメすぎる)技が出るたびに一喜一憂して2カウント目で息を飲み、また立ち上がると全力で拍手してたよ!

 

こんなに全力で何かをするという姿を見たのは東京ドームでアイドルのコンサートを見た以来だなと思ったのと、あの時は全力で泣くだけだったけど今回は全力で声を出して応援できて気持ちがすっきりして、目で観る楽しさだけじゃなくて会場の雰囲気の楽しさというか、そういう楽しさがもうなんとも言えず良かったです!!!

 

6000字を越えてしまったよね…熱くなりすぎ…

 

こんなにスポーツ観戦に興味のないわたし、ルールも名前もわからない

なんならプロレス痛いからテレビで見たら目をそらすようなわたしが

まさかのとても楽しめたので、もし気になってる人がいたらぜひ行くべきだよ!!!

ということを伝えたいだけの日記でした。

 

初心者すぎて詳しい人には申し訳ないくらいの楽しみ方だったけど

それでもわたしにはとても楽しいプロレス観戦でした!

余談ですがTシャツがかわいすぎて帰ってきてから家族一人一人に自慢してまわりました!(笑)

こんな長い文章を読んでくれてありがとうございました~おやすみなさい!