ちびっこはちびっこだった

実家に帰ってきたのでご近所さんでバーベキューしたり近所の友達のお母さんに中国語を教えることになったり、今してる駐車場のバイトも近所のおじちゃんに頼まれてやってるやつだし、なんかそういうことが多くなって。

それで今日は町民運動会の予定でした。

町民運動会ってなに?って感じかもしれんけど町民が各地区に分かれてみんなで運動会します(笑)こういうのって田舎を舞台にした映画とか天然コケッコーみたいなとこでありそうだよね、実際にあるよ!

大学生くらいになると来なくなっちゃう子も多いんだけど、もちろん来る子も多くて、それこそ地元で結婚したり出産したりしたらもちろん参加しなきゃならないし、こっちにお嫁に来た人とかもみんな参加してだんだん馴染んできて三年くらいするとすっかり地域の人になっちゃってておもしろい。

 

私は小さい頃からもともと当たり前にそういう環境で暮らしていて、思春期の時とかはそれがもうめんどくさいというか、なんでそんなこと強制的にさせられないかんのよと思ってて(笑)

恥ずかしいじゃん、なんか。家族みんなで行くのもやだったし、毎年「お母さんに似てきたね~!」とか言われるのもなんかめんどくさかったし。会場の草取りしたりとか避難訓練したりとかそういうのもほんと、勘弁してくれよって思ってたのね。

 

なんだけど、一回、3年半?実家を離れて戻ってきたらなんか割と大丈夫になってて。大丈夫になっててというか、自分がもう大人になったからかもしれないし、なにがそうさせたのかよくわかんないけど、やだな~と思いながら行くとなんだかんだ楽しかったり近所のおばちゃんたちと楽しくしゃべったりおじちゃんたちに絡まれたりちびっこたちと遊んだりしててなんだかんだ町のイベントに楽しく参加するようになりました。

 

今回の運動会も「やだよ~出たくないよ」とか言いながらも運動会担当のおじちゃんから電話がかかってきて「この種目、人が足りてないから出てよ~お願い」とか言われて「え~~~~」なんて言いながらもちゃんと事前練習に行ったりして(玉入れの練習で玉の投げ方がおもしろすぎて地域の人たちみんなにゲラゲラ笑われた)でもなんかそういう環境ってなかなかないんじゃないかな?って思う。例えば映画とか見ながら「あ~田舎の暮らしっていいな~地域の人々のあったかい感じに触れたり自然豊かな場所でちょっと不便だけどゆったりした時間で過ごしたいな~」って思ってる人たちにとっては憧れるような場所だと思う。ほんとにそんな感じ。誰か亡くなったら町中で大騒ぎだし、おじいちゃんがいなくなったりしたら町の人みんなで仕事ほったらかして捜索したり。ただ、ちょっとでも嫌な噂が立つと地区の人みんなになんか言われたり、私からしたら「そんなことどうでもいいじゃん」っていうしきたりに対してずっと揉めてたり、そういう田舎特有の、小さすぎるコミュニティならではのやりづらさみたいなものもすごく多いと思う。来たばっかりのお嫁さんとかで、社交性がない人というか、人付き合いが苦手なおとなしい人だったりするとすんごい見ててしんどそう。逆にそういうのが得意な人とかはすぐに溶け込んですごく楽しそうに見えるけど。

 

今日の運動会は早朝の大雨で結局なくなってしまって。でも夜の打ち上げはやるの(笑)一応「今年もいろいろお疲れさま~」みたいな感じらしい。年末かよ(笑)

 

3歳のちびっこから耳の遠いおじいちゃんまでみんなでテーブルを囲んでご飯食べてお酒飲んで、ビンゴ大会やったりして結構盛り上がります。

 

地域の子供が少なすぎなのと、みんな大学生になる時に家を出てしまう人が多いから、私くらいの世代の人はもうほぼいなくて、中学生、私、その次はそのお母さんお父さん世代の人たち(笑)だから立ち位置的にちょっと特殊で、箸を使えないようなちびっこにご飯食べさせて、小中学生のお皿くばったりジュース飲ませたりして、落ち着いたらお母さんたちに混ざってご飯食べながら教育の話したり(塾通ったほうがいいのかな~?とか)そのあとお父さんたちに混ざってお酒飲んだりおじいちゃんたちに「あんなちびっこだったのに娘さんになっちゃって!」なんて言われたりそんな風にいろんなグループに顔を出してはかまってもらっておもしろかった。お母さんたちとはもうすんごい仲良しだから韓国のお土産あげたらすんごい喜んでくれた!よかった!

 

なんだかんだちびっこの面倒を見る人がいないのでちびっこたちと一緒にいることが多いんだけど、私最近のちびっこってもっとませてると思ってたのね。スマホでアプリやっててしゃべりかたとかもませすぎててイラッっとする感じかなって思ってたんだけど全然そんなことなかった。

 

DSした後に「お姫様ごっこしようよ~!」って言ってたし(3歳)「ペンパイナッポーアッポーペン!」って踊り狂った後に「おままごとしよ~!」って言ってたし(小学一年生)その後には新聞紙で振りかざすと「パンッ!」ってなるやつ作ってたし、スマホでポコパンした後に「座布団どれだけ高く積めるかやろうぜ!」って言ってたし(小学六年生)その後には新聞紙でボールとか作って野球してたし、なんか思ってたより私たちと同じだな~って思ってそこにびっくりした。

 

DSとかスマホの登場によってよく電車とかでもスマホ持たされてるちびっこ見たりして「うわ~時代!」って思ったりしてたんだけど、例えば私たちが小さい頃、暴れまわるのを抑えるために「ちょっと一回座ってジュース飲みな!」ってジュースを与えられて落ち着かされていたように、「ちょ、一回ポコパンやっといて!」って感じなんだろうね。ゲームとか持たせとくと静かに座って集中しててくれるから親としても公共の場とかでは助かるよね。ファミレスとかでもさ、子供ってちょっと食べたらすぐ飽きて走り回ったりするから走り回って周りに迷惑かけたり変な目で見られるくらいなら「ちょっとDSやってなさい!」ってなるもんね。なんかそういうことなんだな~と思って。「最近の子は公園に集まってDSやってるんだもんね…」って思ってたしそういう風に大人が言ってるのもよく聞くけど、公園に集まってDSもやるし遊具でも遊ぶよってことなんだな~と思って。

 

あとちびっこが算数の教科書を見せてきて「19-9がね、むずかしくてわかんなかった。だってこの問題せんせいが手をつかって計算したらダメっていうんだもん!」って言っててめっちゃかわいかった。私小学校一年生より前くらいからそろばん習ってて気づいた時にはそろばんが頭の中に入ってて勝手に暗算してたから計算で困ったことないから「19-9を手を使わずに計算するの」ってどうやるんだろ、むずかし!って思った。やり方教えてあげようと思ったけどわからんかった。私がもしそろばん習ってなかったら「いや手使わんと無理だろ!」ってなってたかもしれんなって。

 

みんなで学芸会の話したりしてるのもかわいかったし、中学生の子が嬉しそうに部活の大会で賞をとった話をしてくれたのもすんごい心あったまった。最後のほうはみんなから人気者になりすぎてみんなが私を呼ぶわ抱っこして走りまわってトイレの世話して…ってクタクタになりすぎて、「ちょい三分休憩させてお願い!」って座ってたもん(笑)ちなみにちびっこたちは三分が何秒なのかわからなかったみたいで一分は60秒だから60が3回で180秒だよって言ったら「わかんない!」って言われて「わからんよな、むずいよな、私たちいつからそんなことパッとわかるようになったんだろう?学びってすごいな、成長ってすごいな」って思った。だってさ、小学校低学年くらいの子たちが三分が何秒なのかわからないけど中学生くらい、まして高校生になって三分が何秒かわからない子って多分すごく少ない存在になっていくわけじゃん、その少ない数年っていう間に当たり前に三分が何秒かわかるようになってさ、大学を受験する頃には関数とかやるんだよ、すごくない?すごすぎん?その数年間ってすごいなって思った。人間すごすぎる。友達がちょうど教育実習してるって言ってたんだけどそういう学びの瞬間に立ち会えるってなんかすごいなって思った。私、小さい頃からなんでか知らんけど(多分先生に対してあんまりいい思い出がないのかも)どうしても学校の先生だけにはなりたくなくて全く考えたことなかったけどそういう職業もすごいな~そう考えると魅力あるな~って思った。

 

ちびっこたちの発言する一言一言がすんごい不思議でおもしろくて、「最近の小さい子は大人びてる」とかよく言われるけど全然ちびっこだった。すんごいみんなかわいくて魅力的だった。そんなちびっこたちを当たり前みたいな顔して育ててるお父さんお母さんたちも超すごいなって思った。あのちびっこたち(3歳から中3まで)とみんなで一週間くらい合宿したいくらい。めっちゃおもしろかった。

 

打ち上げが終わってからは三兄弟のお家に遊びに行って一輪車に乗ったり魚と遊んだりしてそれはそれですんごい楽しかったです。こういうのは一人暮らししてたらすることのない経験だからよかったな~。来年は運動会できるといいね!