カルテットの感想文

今週のカルテットはすごかったですね…。

すごかったとしか言えないこの語彙力を恨む…キィ!

キィ!となりながらも何に対して「すげえ…」ってなってるのか自分の中でもやもやするので一度文章に起こしてみたいと思います。

ざ~っと書くだけなのでお見苦しい点もあるかと思います。

 

まず、どこからウワァァァってなってたかというと、正直先週クドカンが出てきた時点でウワァァァァ!!ってなってたよね。

マスクしてるのに話す時だけ声の小ささ気にしてかマスクずらす演技とかなんなのよ。

どうでもいいけどマスクいつもしてていつも顎のとこにやってる人ってなんなの?

中学校の時の先生は顎の保湿って言ってたけどほんとなの?顎保湿するなら頬保湿しろよ!それか取れ。

ユニクロの手提げ袋持ってるのとかももう「絶妙な生活感~!」。

 

今回はもう説明するまでもなく「夫婦のすれ違いの様子」なんですけど、これまた丁寧にかくよね。こういう何の気ないすれ違いってすごくリアルでありふれてるのに友達に説明しようとしたり愚痴ったりしようとするとうまく言えない類のやつじゃん。

だから私たちは人に話す時「まあ小さいことが積み重なるとさ~」とか適当にまとめちゃうけど適当にまとめないで一個一個説明してくれるのがいいよね。

今まではどっちかというとエピソードだけくれて説明してくれないドラマだと思ってたけど今回はナレーションも多めだしすごく説明してくれるから「もうやめて~!」ってなるレベルだったわ…。まぁ私結婚したことないんですけどね…(ドーーーン)

 

真紀さんとお母さんが教会で話してる時に入ってきたカップルの会話

「ねぇ~きれい~見て!十字架!木の椅子だしいっぱい座れるね~」

ってやつ。私、世の中のカップルって何話してるんだろう?って思ってバイトしながら聞き耳をたててみたことがあるんですけどみんな本当にこんな感じの会話してるよね。基本的に女の子が「おいしそう!」「高い!」「すごい!」「イチゴ味!」みたいな感じで見たままのことを大げさに言うあれ。こういうカップルの行きつく先はどこなのかよくわからないけどカップルって割とこんな感じなんだろうな~。こんなこと言ってるうちはまじで彼氏できねえわ、ハァ。

 

すずめちゃんに指輪のこと聞かれるシーンで

「あ、これは指輪っていうか、オブジェみたいなもんで。指輪に見えるオブジェです」

って答えるところあるけど、これも「そこくるか~~~~~イテェェ~~~」って感じ。結婚指輪ってなんだろ?って思っちゃったよ…

私もすずめちゃんと同じで「指輪に見えるオブジェは指輪だろ」って感じなんだけどきっとオブジェだと思う人にはオブジェでしかないからね。オブジェに意味やメッセージ性を持たせるのは後から人が付けただけだしなんだかんだ指輪なんてただの「もの」だもんね。たまに海外のアイドルが薬指に指輪つけててファンが「キィィィ!!彼女いんのかよ!!!」ってなってることあるけど現地の人でてきて「うちの国では薬指に指輪を付けること自体そんなに深い意味はありません。家族からもらったものをつけたりします。」とか言って「文化の違い…」ってなるもんね。そう考えると意味を持たせてそれを信じている人がいなければただの「もの」でしかないんだなーって。私なんかはそのただの「もの」に夢を持っちゃうけどな~。クリスマスシーズンにパルコで指輪屋さんの前通った時気絶しそうになったもんな~。

 

まずこの二人って全然違うよね、結婚観が。結婚観とかいう単語でまとめていいのか知らないけどさ。初対面で一目ぼれしていた旦那さんと、仕事の人って思ってた奥さん。旦那さんはずっと恋人でいたいし、奥さんは家族を作りたかったんだよね。子供ができないことがわかった時も旦那さんは「いつまでも恋人同士」って認識、奥さんは「ふたりでも家族は家族」って認識。

 

旦那さんの台詞で「ミステリアスさがなくなった」とか「彼女も普通の人なんだな」っていうところあるけど「ハァ?」って感じだけどね。恋人にはそういうものが必要なんだろうな、彼氏が欲しいなら「秘密を作れ!」とかよく言うしね。ただ私も奥さんサイドの考えだから「無理しない関係、素直な自分」を求めちゃうけどな~。これは本当に「恋愛」「結婚」とかそういう話になってくるんだろうね。難しいね。

 

ふたりの趣味の合わなさもすごい丁寧にかかれてるよね。

詩集、映画、音楽。極めつけはから揚げのレモン。

カフェのくだりもそうか。「寒いから」「コーヒーあるよ」で片づけられちゃうあれ。

 

私は自分と違う他人に対して興味を持ったりおもしろく感じたりするタイプだから映画を観るシーンなんかでもし自分の配偶者が隣であんな感じだったからなんなら愛しいわ~って思っちゃいそうだけど、「同じものに感動したり同じものに惹かれる」っていう恋人像を持っている人ならああなってしまうのかもしれない。「いい人?」「悪い人?」って聞いてたのはすごい象徴的だよね。はっきりしないことに対して思いを馳せるのが好きな人もいるし、はっきりとさせて楽しむ人もいるし。

あとどれだけ「私たちよくあう」と思ってる人でも合わない部分ってあるんだよね。どうしても。全部が全部同じ人なんていないよね。

私の友達も普段の生活で感じることはすごく似てるのに服装とか読む本とか感動する点に対しては全くあわない子とか、逆にすごく本、映画、音楽の趣味はあうのに価値観みたいなものは全くあわなかったりするじゃん。でもそれは「ここはこんなに似てるのに、ここはこんなに似てない」っていう発見を楽しめるから私は好きなんだけど、どうなんだろ。でも彼氏がすごくロマンチックなデート中にすごく嫌いな音楽流してきたらちょっと嫌かもしんないわ、うん、嫌だわ。。。。。

 

ただ、詩集を鍋敷きにされた時、あの時に家を出ることを心に決めたんじゃないかなって思う。決めたというか「あっ、これはダメだ」っていう瞬間。あるよね、人と人の繋がりでもさ。私、今まで何度か人と距離を置いたことがあるけど、全部「あっ、これはダメだ」っていう瞬間があったもん。でもそれはそんなでかいことでもなくて、いざ口にして他人に話してみると「そんなことかよ、心せまっ」って言われちゃいそうなこと。でも、自分にとってはすごく大きなことで「これはダメだ~」っていう決定打になっちゃうことってあるんだよね~。それがこの夫婦においてはあの詩集だったんだよな。だから家守さんには「一億点の妻」とか「あんないい妻に文句言ったら怒られますよ」って言われたり「から揚げにレモンかけられます」って言ったら「それくらいで」って言われちゃうんだよね。言葉にすると大したことないし、他人からしたら些細にもほどがあるようなことが決定打になる。私は夫婦間での経験はないけど友達間においてこういう経験あるわ、すげーわかる。

 

最初のほうは結構奥さんサイドで見てて「う~~~んこれは旦那さん夢見すぎなんじゃないか~?わかるけど~わかるけどさ~~~~」って感じだったのね。

 

でも後半、主婦としての奥さんがすごく際立ち始めて

例えば話題がほとんどテレビと近所の人たちのどうでもいい話になったり

8個入りか12個入りどっちがいいかとか言われてどうでもいいなりに適当に「12個入り」って答えたら「400円違うんだよな~」と言われたり、そういう部分がすごく私の母親と重なって。私は母親のそういうところが未だにすごく苦手で嫌になることが多いからそのあたりは旦那さんサイドに共感しちゃったんだよな~。奥さんが入院してる時にルンルンしちゃって罪悪感にかられる旦那さんの姿なんて「私かよ」って感じだったもん。

 

この夫婦をつないでたものってなんだろう?って思ったんだけど声が小さいところかなって思う。声が小さい人って声が小さい人と付き合うよね。わかるわ、これ。

声が小さかったはずの旦那さんが居酒屋で大声で話しちゃうことによって奥さんに話を聞かれたりするところ、あ~~ってなったわ。皮肉なことにパターンだわ。

 

なんで二人は「ちゃんと話そう」って思ったのに話せなかったんだろう?

二人とも「ちゃんと話そう」って思って家に帰ったのにね。

あとあの時流れてたクラッシックは本当に流れてたってことだよね?

 

「ラー油買ってくるね~」で奥さんが出てったのも印象的だったなー。

これは多分から揚げにレモンとかかってる気がする。

ひょっとしたら旦那さんは餃子にラー油をつけない人だったかもしれないな~。

 

「レモン嫌いだからかけないで」って言わずに来てしまった夫婦が、

話し合うことはできなかったのかもしれないな~。

だって「ちゃんと話そう」って言ったってなにから話したらいいのかわからないし。

「レモン嫌いだからかけないで」っていうのかな?

それとも「仕事辞めました」?

それは違うもんね。

なんでこうなったのか、なんで旦那さんがいなくなったのか「わからない」と話す奥さんなんだもん、なにから話したらいいのかなんてわかるはずがないかー。

 

 

ちなみに私が一番ウワァァァァ~~~ってなった台詞は

「人って価値観あうか器が大きいかどっちかないとキツイっしょ。」でした。

価値観しっかり持ちすぎだし器ちっせえからいろいろ詰んだ~~~~~~!!!!

 

終わりです!!!!!!!!!!!!!!!!!!